PROFILE
私は子供の頃、大病はしないものの食が細く、ひ弱な女の子でした。
6月のある日、具合が悪くお布団に入っていますと、母が窓を開け放ちすがすがしい空気を部屋に入れてくれました。
体が不調の時は心も不安になり心細い気持ちで、うつらうつらしていますと、窓から庭で咲いているテッポウユリの甘い香りがそよ風と共に入ってきました。
この時、子ども心に植物の持つチカラを感じました。
香りと心地よい風の感覚が、気持ちを落ち着かせ不快感を忘れさせてくれました。そして、ぐっすりと眠ることができました。
植物好きの母のもと、わたしのまわりにはいつもお花が溢れていました。そんな環境で育ったせいか、わたしも無類の植物好きです。
短大を卒業後は、IT関係会社で勤務。その後、土木建築会社~造園・外構会社に転職。
還暦を迎えたことをきっかけに長年のお勤めにピリオドを打ち、30代の「わたし」が夢みていた暮らしを実現するために、ガーデンセラピーをコンセプトに活動をスタートしました。
ガーデンセラピーとは
毎日住まうお家、一番身近な自然であるお庭から癒しをもらい自己治癒力を高めながら、健康で豊かな生活を実現させる療法です。
四季を感じるお庭からの癒しは、人の五感を心地よく刺激し、脳をリフレッシュさせ、こころと身体に有益に働きかけます。
コロナ禍で巣篭もり生活が続いた昨今、ガーデンセラピーの必要性を切に感じました。
お庭をコミュニティーの場として、植物を介し人とのつながりも広がっていけばと望んでいます。
植物を暮らしに取り入れ、ワンランク上の暮らしを一緒に求めていきましょう♪
ガーデンセラピスト
大浦尚美